夏着物の絽を購入する時に気を付けたい事

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だんだんと温度が緩やかになり、
桜の開花も見られるようになりました。

もし夏着物を仕立てる場合は、
夏物の着物が7月と8月(最近はそれほど厳密に考える必要は無いのでしょうが)
と言われているので、仕立を考えると1か月、紋を入れるとなるとさらに5日ほど
前倒しで考えたら5月の半ばくらいまでに考えると丁度かという感覚ですね。

着物の絽を仕立て上がりの既製品を考えている場合は
綺麗な仕立かどうかの差が、他の着物より大きいと思いますので
よく注意して選ばれると良いと思います。
(特に無地は)

1.絽の目が縫い合わせをまたいで繋がっているかどうか
2.絽の目が、特に肩山など目立つ部分で斜めになっていないか

写真1 横段(絽目)が縫い目をまたいで合っていない
写真:横段(絽目)が縫い目をまたいで合っていない
写真2 横段(絽目)が山で斜めになっている
写真:横段(絽目)が山で斜めになっている
写真3 横段(絽目)が縫い目をまたいで合っている
写真:横段(絽目)が縫い目をまたいで合っている
写真4 横段(絽目)が山でほぼまっすぐになっている
写真:横段(絽目)が山でほぼまっすぐになっている

勿論、
衿先が綺麗に四角に仕上がっているか
縫い目が荒過ぎないか
縫い目は真っすぐか

等、他の着物について当てはまる事も一緒です。

夏の時期まで今しばらくありますが
良い着物を選ばれ、着物で夏を楽んで頂けたら
幸いです。

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