
更紗は室町時代から江戸初期にかけて、インド・ペルシャ・シャム(タイ)・ジャワ等から渡来した木綿布の事で、草・木・鳥・獣・虫・魚が描かれていました。異国情緒あふれる多彩な文様が好まれ、その後江戸後期には和更紗も登場しました。
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着物の文様-笹船文/ささふねもん

鎌倉時代の頃から笹の葉で舟を作り水に流して遊ぶ風習が行なわれて来ましたが、この舟の形を文様化したものが笹舟文といい、江戸時代の頃から浴衣の文様として多く用いられました。その他着物や帯の柄にも使われています。
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着物の文様-寿文/ことぶきもん

文字文様の1つで、長命・めでたさの意味を表し、祝い事によく用いられています。書体は自由に変形させ、祝い布団・袱紗・留袖にも見られる吉祥文です。
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着物の文様-琴柱文/ことじもん

琴の弦を支える2本足の柱を琴柱といい、象牙や紫檀等で作られた独特の曲線美を持つ形をしています。大柄の時は大きな琴柱の中に小柄を詰めたり、小紋柄の時は、線だけで描いたりして用います。鎌倉の頃に文様化されてから、現在まで訪問着や型染着尺に使われています。
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着物の文様-御所車文/ごしょぐるまもん

御所車とは天皇以下高貴な人が乗る牛車の名称で、応仁の乱以後、宮中の儀式にだけ用いたことから名付けられました。この文様は源氏車文とも呼び、草花や流水と合わせて用いることが多く、婚礼用振袖・留袖等に使われています。
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着物の文様-光琳文様/こうりんもんよう

江戸中期の画家尾形光琳が作り出した文様です。大胆で華麗な作風は着物の文様として現在でも好んで用いられています。着物・屏風絵・蒔絵・陶器にも使用されています。
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着物の文様-光琳水文/こうりんみずもん

尾形光琳作の水文様で、曲線を描く水流が幾重にも重なり、所どころ渦を巻きながら下へ送られています。熱海美術館蔵の「紅白梅図屏風」が有名。
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着物の文様-格天井文/ごうてんじょうもん

格天井は、格子状に組んだ木の上に板を張った天井のことで、その中に絵柄を詰めた文様のことを格天井文といいます。神社仏閣の天井絵を衣服の文様としたもので、重厚な雰囲気のあるものが多いです。礼装用の着物・帯に使われます。
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着物の文様-高台寺蒔絵/こうだいじまきえ

蒔絵とは、漆や金銀粉などを使って器物に絵模様を表わす漆工美術のこと。高台寺蒔絵は、京都の高台寺に残された蒔絵で、1つの様式を持ち、桃山時代の漆芸を代表するものです。菊、桐等の秋草を中心に器物を着物の文様に用いています。
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着物の文様-源氏香/げんじこう

源氏香とは香合わせという遊びで、香の名を当てる時に使う符号を文様化したもので、縦5本の線のつなぎ方を変化させて52の組み合わせを作ります。各々に源氏物語の巻名を付けたことで源氏香と呼ばれるようになりました。桐壷と浮橋はありません。
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