丸洗い出来る男物の角帯の市松柄・金/黒色です。男物の着物や浴衣は直線的な柄や無地が多いので、落ち着いたなアクセントには同じ直線の柄の市松がお薦めです。若い人に好まれる紺色の着物に良く合う色です。市松の意味十字紋がその起源とされます。十字紋は安定と進展の象徴で、天と地を寓意します。もともと市松紋様は石畳紋様と称され、江戸時代に団七を名乗る者の衣裳紋様にされた事から『団七』と呼ばれました。徳川八代将軍吉宗の時代に江戸中村座の役者・佐野川市松が袴の紋様に使って人気を博した事から『市松紋様』といわれ、広く用いられるようになりました。明治の元禄時代に大流行した事から『元禄紋様』と呼ばれました。古代より現代にいたるまで、親しまれてきた、由緒のある柄です。
この角帯の寸法
巾:10cm
長さ:3.9m